aamall

2007年05月31日

「アドバイスについて考える」を考える

小野和俊氏のブログを拝見して「アドバイスみたいなものを業」としている者としてインスパイアされたので。。。


「アドバイス」について考えるhttp://blog.livedoor.jp/lalha/archives/50164189.html

アドバイスというのは他の人に対する助言なわけだから、基本的にはそれなりにありがたく受け止められるはずのものなのだが、世の中にはあまりありがたくないアドバイスというものがあり、その原因は、本人が自覚的かどうかは別として、裏側にアドバイス以外のものが隠れていることが多いように思える。

1. 自慢
人生における何らかの意味での先輩が、後輩に対して、アドバイスという形で、過去の苦労や輝かしい実績や知識といったものをひけらかしたい欲求を満たす。

2. 注意する側にまわる喜び
自分が規範とする尺度で見て許せない行為に遭遇した場合に、そういうことはやめた方がいいのだという一般化した物言いで、自分がこれまでに人から言われてきたことを別の人間に対して指摘し、自分も注意できる側に回ったのだという、規範内における勝者としての立ち位置を確認する。

3. 負けていないことのアピール
学生における学業の成績や、スポーツ選手における記録に見られるような、自分が今、最も気にしている能力について勝ち目のない相手に対して、自分が一言いえそうな点を見つけるとそこに飛びつき、アドバイスという名目で、このように勝っているところもあるのだというアピールを行う。

4. 俺流の押し売り
仕事のやり方や進路の選択について、自分とは異なるやり方をしている人を目にしたときに、まず脊髄反射的に、あるいは直感で、このようにすべきなのだと自分のやり方を説明し、それが流暢に説明できたことについて、俺って説明うまくなったなというような清々しさを感じ、アドバイスと自己表出の快感とを錯覚する。


一言でまとめれば、これらはアドバイスがエゴの排泄行為になっているケースである。

このような形でのエゴの表出は、誰もが持っている人間の弱さであるわけだが、このようにまとめて見ると、昔自分が酔ったときにやってしまった痛いアドバイスのことが思い出されて何とも悲しい気分になる。こういうことはすぐに変わるようなものではないかもしれないが、自己嫌悪の中でよく反省し、人の振り見て我が振りなおし、少しでも成長していきたいものである。


単純に言葉足らずで 「痛いアドバイス」のある一面をよくあらわしている。が、1〜4だけなら「アドバイスなんて受けないほうがいいじゃん」となる。「アドバイスのある一面を考える」というエントリならなおよかったなと思う。


(仮にもてるため、または非モテの)アドバイスを求められ、「非モテでいいんだよ、グリーンだよ〜」と言うのでは答えになっていない。

単純な同意・礼賛を求める場合、そもそもおいらのところには来ない。また、計画などを立案する場合も ダイナミックかつ革新的なアドバイスはそうできるものではない。


初対面の人に「おでっ、どうやって生きたらいいんだろう?」と聞かれても「知らないよ」「そもそも おでっ って言い方が悪いぞ」くらいしかいいようがない。


つまり アドバイスをする上で 8割は「(アドバイスを)求める人(または企業)の情報の整理・整頓」である。復唱であるといってもいい。アドバイスを求める場合には なんかこう こころの中とか頭の中がもやもやしてダッチロールになる。とにかくふんぎれない。螺旋のように上なんだか、下なんだかわからない。ゆえに意見を求め、まずはどこにいるのか?を確認する。そのためにはアドバイス以前にこれまでの行動、思いを聞かなくてはならない。そこをこう取りまとめて・・・「ちみのいいたいことはこういうことだね・・・こうしたいんじゃん?」どうせ(革新的な)アドバイス(ができても)を「なるほど!ザ・ワールド」とその通りにするのは至難の業。結局その人(または企業の)できる範囲でってな。


であと2割は共有である。「答えなんてわかんないけどさ〜、ひとまず一緒に考えようね」「ちみのいうことは こういうことだったので こうしてみたらいいんじゃねえ?」「できねえよ」

 

自己啓発本にはこの手のが多い。(もちろん本だから)実情を把握せずに「できたらいいね」的なものが多く、その手の本にやたらと手を伸ばす人はそのどれもができないことを認めている。だからこそ、別の手段を求める。そしてまた本を買う。


でっコンサルチックなことをしていると結局、整理・整頓して共有し、できそうな範囲とできない範囲を特定することが主な業務となる。まあ、相手の知らない方法論などを説く場合もあるがそれは いわば おまけ みたいなもので・・・ちみのことは ちみの方がおいらより知っているわけだから・・・まとまらないからこそのアドバイスだろうとか・・・。

弁護士でもないし・・・解決するのは 常に「自分なのですよっ」。

ちょっと片手落ちのエントリだったので・・・蛇足のつもり。



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