aamall

2007年06月03日

40歳の童貞男(映画評・感想)

40歳の童貞男を見る。ハートフルコメディなど滅多と見ないが、日曜の朝はライトに限る。田原総一郎の歪んだ顔は今日はやめておこうかと。



例によって、評論などしないわけだが、40になるアンディはたまたま同僚に誘われたポーカーで「童貞であること」が露見してしまう。面白がった同僚は彼に女性を誘うようにけしかけ、いつしか真剣に彼の童貞脱却大作戦を手伝うことになる・・・心あたたまるか・・・まだ途中

女性はどうかはわからないが、男性にとって、仮に3年であっても童貞は切実な問題である。

女性なら来るべきときに「今日は下着大丈夫だったかしら・・・おなかはへこまさなければ・・・この人やっぱりでっかい方がすきかしら」と考えて、(下着を脱いでしまうために)シャワーを浴びて(ボディ・ラインが見えないように)電気を消して、・・・・などと対処ができる。よしんば最悪のコンディションであっても男性が誘った時点でじつはどうあろうとまあそうなってしまうのでそれほど問題ではない。

一方で男性はまず誘う時点で「え〜そういう人じゃないと思ってた〜」というリスクに晒される。とともに3年(それ以上に)童貞だと・・・間・・FU俗などをはさんでいたとしてももっと心配なことがあったりする。

まず、うまく同意がとれたとしてもTODAYのサンは立ち上がるかという問題。はじめて共同作業する人に「過度な要求はできない」し・・・立ち上がったサンが暴発してしまう恐れもある。「ちょっと待ってね・・・・ちょっとデビオ見てサンを立ち上がらせるから・・・」などと焦ってみてもこらがなかなか。勢いがありすぎれば暴発。勢いが無さ過ぎれば焦燥が・・・サンをなえさせる。

まあそうなった時点で女性の方も、まあ暴発しようが、萎れた茎だろうどれほど問題視しないわけだが、男の見栄はそれを許さない。悲しいかな・・・デビオの見すぎで・・・
「COMEN
またはGO」なんて言わせてみたいわけである。言わなくてもその手前くらいまではもっていきたいとか。そのへんは女性ではないので、どこまでホントかわからないが、そう思い込んでいる。
でちょうどエンディングのところにいい具合に差し掛かってきて・・・非モテ・オタクだった彼が童貞を捨てることに固執しなくなったあたりからモテだす。このへんはみてくだはい。しまいにゃ恋愛相談にまで乗り出す。


ドー手ーだろうとブージンだろうと堂々としてトライすればいい。暴発しようと、サンの機嫌が悪かろうとかまわないのである。負けてもともとではないか?このへんは営業が活躍するためのふんぎりに近い。

どうせ、裸なのだ。たぶん心をそこそこ裸にすることがモテの秘訣かも・・・。といい加減なこと言ってごめんね。

  でもこの映画はなかなかスマッシュ。


blog49 at 00:01│Comments(0)TrackBack(0)clip!映画 洋画 

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