aamall

2007年06月11日

この先10年で 働くことの意味が大きく変化しない(んじゃないの?)

小野和俊氏のブログ、この先10年で、働くことの意味が大きく変化するに若干の違和感を感じたのでメモ程度にログっておこうブログ。


各種アフィリエいと、オークションサイトが登場したことで、
物を書く人や情報提供サイトを運営する人、個人で物を仕入れて販売する人たちは
今までにないまったく新しい仕事の仕方の選択肢を手に入れた。


この分野だけで六本木ヒルズに住める人がいるのだろうか?たしかに、結果、DAN氏のようにアフィリエ糸で一定の稼ぎをしている人もいるようだが、本業の稼ぎの10分の1にもなっていないだろうことは想像に難くない。つまり、物を書いて、お金にしている人は少なく、また、情報提供サイトの人も情報提供サイトの人に情報を提供するというなんとなくショボい(狭い範囲の)ビジネスモデル(昔の宛名書きませんか?という宛名書きのバイト 初期投資30万とかにちかい)。情報商材とか言われると萎える。

今のところ、良質なコンテンツ(名文でも写真でも)の上になんとなくついで・・・的な感は否めない。田舎に住んでいるから??そう思うのかしら?ん〜WEB上では田舎も関係なかろう。


これから先10年の新しいワーキングスタイル

この先10年の新しいワーキングスタイルの特徴をまとめると次のようになる。
1. 仕事の単位が細粒度になり、個人も企業もその大きさを柔軟に設定することができる。
2. 仕事を求める人と仕事を提供する人とが企業の枠を超えてダイナミックにマッチングされる。
3. 個人の能力の評価は、上司や部下によってではなく、成果を受け取った相手からの評価の蓄積によって行われる。
4. お金の流れを管理する会社は、仮想的組織の財務部門として機能する。
5. ソフトウェアの一部として仕事がリクエストされ、ソフトウェアの一部として仕事の成果が受け取られるケースが出てくる。


なんかこうブログの一部を剥ぎ取るのはあんまり好ましくないが、どうも特定の業界の特定の業務をさして ⇒仕事 と呼んでいるような違和感を感じとった。

1.仕事の細粒度・・・たしかに仕事の専門性を含めて、仕事の細分化はすすんでいる。が、しかし、大きさを柔軟に設定できるどころか、どちらかと言えば・・・「はじめる時点ではほとんど仕事完了の大きさがわからない」ので、肥大化していくって感じ。スクラップ&ビルドできそうな企業はガランドウの(すぐ引越しできるような)建物を作るユニクロとか建築コストをかけない(こちらも転用可能な)コンビニとか・・・と考えると液晶バブルな電機業界なんかは新築の箱物(工場)を思い切り建設してしまっているので、柔軟なんてリームーだろう。つまり、動かせるのはせいぜい(リストラする)人のみ。

2.企業の枠を超えてマッチング・・・すればいいな〜とは思うが現在の成功事例は「モバイトしよっ」ってな。ある種安い労働力の流動性。企業の枠を超えてダイナミックに仕事をするとね・・・就業規則違反になっちゃうのよ。IT業界なんかはどうかわからないが・・・。コンプラでひっかかるざんす。

3.成果を受け取った人からの評価の蓄積・・・ソフトウェア業界なんかは成果を測ることが簡単なんだろうか?企業内で単独の営業成績みたいなものは測りやすいが1の細粒度と同じで、企業にいると、自分単独の成果なんてものはなかなかわからない。仕事は絡み合ってだいたいやっと成果となる。つまり、成果を受け取った取引先からの評価も(自分が表にたったとしても)ちょっとあてになならない?というか企業がそれを評価するか・・・。

4、5は得意でないだけに飛ばす。

おおむね1〜3もそうなったらいいな・・・とアグリーなんだけれども、10年でその1人完結的に仕事ができ、かつお客様のダイレクトな評価の蓄積が報酬なりなんなりにつながるかというとちょっと疑問。

たしかに仕入れなし(というか)で品物売れます(というかフィーを得る)。プラグインでもその商品の紹介リンクしたらいい。(でも売るってのとはちょっと違う。)。現に書評なんかは紹介記事である・・・けれど、読んだ人が そこで買うという理由 もない。そこはそこに売っているから買っているというよりも どうせ買うんなら コンテンツ(文章や写真)を流してくれている人から買おうかな・・・とか。そこは情と申しますか・・・。亜土チャンスのフリスクも(ついで)サービス(差出し)というかそのあたり。

2年くらい書いているとまあ、そのへんにおさまるわけです。アルファブロガーなんていわれている極東ブログにもそんなエントリがあったな。

10年後か・・・ブログで食っていけるといいんですけど・・・たぶんムリだろうということで。・・・仕事をすることにします。そしてアドセンスはアカウント停止になってしまいますた・・・。



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この記事へのコメント

1. Posted by 丁稚   2007年06月12日 09:21
まあな。ただ、新しいビジネスモデルと、新しいワークスタイルが些少ながらも生まれつつあるのも事実だ。例えばこれまで作家になろうとすれば、全てをなげうって執筆に励み、出版社を足を棒にして訪問して売り込まないと作家デビューはままならなかった。しかし、ブログを書き溜め、公開して第三者からの叱咤激励をもらう事により、出版にまでこぎつけるケースは増えてきている。同様に、これまで芸能界デビューしようと思ったら、プロダクションのイヤらしいプロデューサーに、母子で体でも捧げないとデビューはままならなかった。現代、ネット上でアキバ系に支持されれば、イヤらしい目で嘗め回されるの仕方ないが(そもそも選んだ職業がそれを生業にしているのだ)ソウニューされることはない。
2. Posted by 丁稚   2007年06月12日 09:21
もちろんそれに乗じた詐欺も横行するが、それはリアルでもバーチャルでも同じ事だ。クリエイティブな分野では確かにビジネスモデルが変化しつつあるのは実感として分かる。特に東京ではその傾向が強いな。トールに聞いてみな。
3. Posted by りん!   2007年06月12日 12:34
イナカモンだからってバガにすでねえ。スゴトのハナスをしているだげど すんなの一部にスギネ・・・オラのところにスッピツ依頼でもくでばカンガえなぐもねが。

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