2007年06月25日
逆三角形のピラミッド▽
しかし、組織は違う。逆三角形▽になると頭でっかちの子供のように、コケやすくなる。しかし、特殊事情からどうしても一人を昇進させるために、二人が昇進し、二人昇進するから・・・さらに二人を昇進させる必要が出てくる。
個人的には自分が動かないが、(お偉方の昇進や異動が)不利なものになったわけではない。取り囲む状況はよくなるかもしれぬ・・・そして昇進した方々の顔を見れば、金よりもむしろ昇進が仕事をする上でのインセンティブ(やる気とか)になるとも思う。みな一様に嬉しそうだし、モチベーションで言えば、今日がモチ最高潮だろう。
がっ偉い人が多くなりすぎた。頭がでかい。まあ、人間で言えば頭というかエラからクビ・・・せいぜい肩までがでかい。下半身は弱々しい新入社員たち。まあおいらはちんこくらいか(この世代は就職氷河期のため)小さい・・・。薄い胸板にガッチリした肩、そして野太い首・・・そしてエラの張った顔、そして小さいチンコ・・・誰が惚れる?
もちろん、組織の中で(上から、下から、横から)「それなりにがんばっていたしね」という人もいるので、一概に否定はできない。が、昇進には必ず、上からも横からも下からも評価されていないノイズが入る。つまり、とりたてていいわけでもない人。それは偉い人の元部下で可愛がられていて「オレがなるときは下につけてねっ」のパターン。とたまたまその年栄えであった棚ボタパターン。
そういう人が(昇進を期に)奮起し、これまで以上のパフォーマンスをあげてくれればいいが、これが悲しいかな、引っ張りあげた偉い人よりも能力ははるかに劣る。デュアルコアパソコンというハイスペックな上司だとしたら・・・案外 BASICみたいなOSを乗せるというか・・・能力が低いからこそかわいいというか。
新しい、違った考え方の人間を呼ぶという考え方ができない。
そういうノイズが組織を硬直化させる。見合わない役職がその人を結果ダメにしたり、しなかったり。
「自分は切れ者なのであえて のほほんなやつを昇進させたのだっ」という人はきっといないんだろうね。それならそれですばらしいが 中和。
最強組織の法則―新時代のチームワークとは何かを思い出す。
でかい頭から大人へと成長し、適度にバランスのとれた組織になるのは もうちょっと時間がかかるかな。本質的な危機感の欠如かもしれないし。(おいらも)でかい頭の一人になった(またはなろうとする)時、「頭でかすぎるから独立するわっ そのかわりオレの跡目はつくるんじゃねえっ」とかっこよく言えるかしら・・・。上が見えてくればそれはそれで欲とかでちゃうんだろうな〜。
個々人にとってはめでたいこと 俯瞰(上から見ると)すると「心配になること」・・・悲喜交々(ひきこもごも)。
ノイズとか言われないよう どうせならくらいになりたいみのもんた。
人が集まれば・・・それだけ、利益が相反し、難しいもんたよしのりってとこか「ダンシング・オール・ナイト」
今日は祝杯をあげる人もおおござんしょう・・・組織の硬直化に気がつかず・・・。