2007年07月03日
コピー用紙の裏は使うな!(書評・感想)
- 序章 そんなコスト削減なら、しない方がましだ!
「経費を削減してくだされっ」なんて仕事上言うことも多いわけ。経費っていっても使うとこは使わなくちゃならない。となると結果的に無駄になるようなこと のみ減らしていかなくちゃならないってなわけで。詳しくはDAN氏の書評を。
コスト削減は確実にできる。売上をあげるよりもずっとずっと楽だ。今あるものを見直せば大概なる。地味なモノの積み上げである。見える化、共有化、分配ルール これをなせばきっと。だからコピー用紙の裏を使うという見えにくいやつはやるなっ・・ごもっとも。・・・どれだけケチったか?なんてわかりにくい。メモ帳にするために、時間をかけてね〜糊ぬってティッシュつけて・・・って。
コンサルティングとか言うと派手にバッとやってちゃっと花開くように聞こえるが、実際はジミなものをきっちり積み上げる。これはモテと同じ。
電車男も自分の悩みを見える化し、共有化し、結果をみんなに分配することでエルメスをゲットできたわけ。相当時間がかかっている。ジミにね・・・ボディブローが効くんです。たぶん。
コンサルはただ、見守るのみ、非モテな君を見守って、よくなる様にアドバイスする。
前書評「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」でも同じことを書いてあったが、一つ問題を解決すれば、さらに問題が見えてくる。ヅラをかぶったら・・・もてるかと思えば、やせなければならないように、そしてそれらを解決しても、車を買わなければ・・・カイゼンはさらなるカイゼンに気がつかせる。きちんと(効果も)見える化できればね。だから体重計にのれっ。
TOYOTA「コンセプトは今日からできる、自分と、誰かと未来にいいこと」・・・まずは自分からコスト削減、カイゼン活動 とりゃっ。
そして望むらくは「これもやったらいいんじゃね〜」とポジティブになること。そういうジミなことがブレークスルーのきっかけとなるカポネ。
基本にそったきちんとした良書。・・・おしむらくはメガネに右手を添えた「デキそうな著者の写真」「キラリ」って 「・・・」
こういうのは 茂木健一郎氏の野口英夫チックなふざけた写真がよかったな・・・だってコスト削減(カイゼン)ってやり始めると楽しいんでしょ?
コスト削減は、カイゼンは、モテは人類共通のそして永遠のテーマ。
写真だけはなんとか・・・裏表紙だけも一見の価値あり・・・・
「あいたっ」