blog50-1:ハケン・パート・バイトのスパイラル

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2007年07月05日

ハケン・パート・バイトのスパイラル

派遣会社がスポンサーをしていたハケン万歳！!ドラマハケンの品格が終わって結構たった。人手不足の懸念があるという妙な理屈からユニクロとかアローズがバイトを正社員にしたことをしきりにアピールしている。

まあそれはさておき、まわりの環境を見るにハケン・パート・バイトはキャリアとして認められるずハケン→パート→バイト→ハケン→パート→ハケンのスパイラルにはまる理由は以下の通り。

与えられる業務がモジュール化　、細分化、定型化されているため、業務の意味、生み出す成果については十分把握させてもらえない
ゆえに正社員に与えられるであろう教育・研修の機会がない
原則的に昇進の機会を与えられないのでアグレッシブに働いた　または働く　という姿勢を想像できない。
最初にハケン・フリーター・パートになったネガティブ要因（子供がいるなど時間的な制約などなど）が勘ぐられる。
ハケンの場合、派遣先では人事考課などの評価を行わないため、派遣先で評価がよくてもあまり意味がない
ゆえに　履歴書に書ける資格　が次の会社で正社員になる上で重要視しがちだが、実際には　取得したのに（職場では発揮する機会がなかった）未使用の資格（ペーパーホルダー）は　履歴書が埋まるという以外たいした意味はもたない。

ブックオフの副社長のようにパートのおばちゃんからそういう昇りつめ方がないわけではない。しかし、会社を辞めて「資格の勉強をする時間をとるためにハケン・パートになろうっ」と会社にいたとき、努力しなかった人が成功する事例は少ない。

正社員としての履歴をつけ続けることが欧米のスタンダードではないが・・・まだ、バイト・ハケンを繰り返しながら、キャリア・アップしていくのは難しいんじゃないかしら。余程腹でもきめないと・・・。ホワイトカラーの雇用の流動化とかまだ難しいな～。でもそこいらの正社員のおっさんよりよほど働いてくれるパート・バイトも多いのも事実。ハケンとはダメだったな。

　　スパイラルから脱却するためには相当な力が必要だ。

案外、プログラミングとかを含めた　ものづくり　の方がハケン・パート・バイトでも　（作られた）モノが見えるだけにキャリア・アップに役立つかもね・・・。

仕事しながらキャリア・アップでもするか・・・。