aamall

2007年10月02日

一般教養は一般常識にすべし

学生は昨年までしていたが、学部はもう記憶の彼方。

現在の一般教養科目の大半、8割は廃止すべし。そして本当の一般常識を教える必要がある。だって経済学とかまったく覚えていないというか覚えた覚えすらないもの・・・。



→大学教員の日常・非日常
専門バカ対策として大学に位置づけられてきましたが、教える側に実力がなく、教わる側にも学力がないために、どんどんと形骸化してしまい、しまいにゃ「いらねんじゃね?」という文部省のお達しのため、大学でないがしろにされてきた部分です。
実際、学生のときには、とてもないがしろにしてました。

なんでもどんなことでも、その場に出てきたことについて、自分なりの感想なり意見なり知見を述べることができるようになるための能力が一般教養であると。


実際教育の現場にいるわけではないが一般教養を熱心に聞いている大学生はごく一部であろう。と大半はケータイをいじっていたり。レポートは丸写し。おいらの場合はレポートをコピー・ペーストだけだったり。


大学生ってそんなもんだ・・・と捨て置くのもどうかと思う。もっとも自分もそうであったが。

教養であれば高校までで十分である。それを焼きなおすだけでいいとさえ思っている。それよりしっかりとしたニュース解説とか新聞に載る程度の知識を持ってほしいと思っている。

なぜ学生が(一般教養科目)興味を持てないか?それは実生活から遠いから。

で仕事で役立つ実学だけをやれというつもりはない。それは専門学校の役割。

誰かの意見でこんな話があった。


歴史教育は縄文時代などからやらず、現代から遡ってやっていくのがよい。現代の事象の要因はその前にあり、その前の事象はその前に大きなきっかけがある。前からやるから近現代がおざなりになる。


興味の矛先は見えない場所ではなく身近なところに転がっている。歴史教育で言うと今から過去にさかのぼる方が興味が出る。「親の世代はこうだったんだ!」から。じょじょに遡る。

「いい曲だ」から・・・遡ってそのアーティストのアルバムを買ったりしないだろうか?決してデビューアルバムから聞いていって好きになるというものではないと思う。

大学教育において(時間軸の)前からはじめるという姿勢がいわばルールとなっているが、何十年も前の話よりも今の身近な話からマルクスにさかのぼる方が興味が出るというもの。

身近な生活上アカデミックなものに源流がとれるものも多い。ただアカデミックなものを自分自身の実生活になぞらえる。

ことができるようになるのはもっともっとあとの話

大学生はそりゃ興味を持てない。大昔の生活に関係のない知識に意見を述べたり知見を持つのは難しい。

そういう身近なことをアカデミックなものになぞらえてくれる人がどれだけいただろう?聞いてなかったからいたかも知れないけど。

実生活の中でのある事象をアカデミックな知識と共に教える

とにかく興味というのは感情の上に成り立つ。楽しいとか悲しいとか腹立つとか・・・そういうのを昔から流して教えられてもなかなか持ちがたい。

という理由で研修では身近なことから必要な知識にいくようにしている。そのへんは感想を聞かなければならないが いきなり専門知識を過去から流すことはない。あくまで今→過去へさかのぼる。

ゆえに一般常識の中でアカデミックなものの紹介にとどめるのが今後の一般教養のあり方だと考える。興味をもてばその関連の書籍を読むし、必要となれば調べたりする。

大学の教員は研究者であるけれども同時に教師でもある。自分の持っている専門知識は実生活上どのように芽を出しているか?生かされているか?をもっと教える必要があるのではないだろうか?

体系的に知識を学ぶのは楽しいことだとは思う。しかし、そうさせるきっかけ作りはまだまだ大学教員に不足しているように思う。

何事もきっかけを作ってくれる教員次第であるとは思う。

あなたの好きな教科はある一人の教員に影響されたのではないか?

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blog49 at 06:01│Comments(1)TrackBack(0)clip!オピニオン 

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この記事へのコメント

1. Posted by へっぽこ   2007年10月02日 18:27
>「いい曲だ」から・・・遡ってそのアーティストのアルバムを買ったりしないだろうか?決してデビューアルバムから聞いていって好きになるというものではないと思う。

まさにそうです!

私の愛読書に漫画ですが「天才柳沢教授の生活」っていうのが
ありますが、これ読んでると本当の常識とか教養とかって何だろ
う?っていつも考えさせられますね。主人公の彼はまさしく
生活の中から疑問を持ち、それを学問で自分の中で昇華して
います。いい学び方だと思います。

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