2007年12月02日
ALWAYS 続 三丁目の夕日(映画評・感想)
ALWAYS 三丁目の夕日 通常版から借金とりに見つかったひろみ(小雪)と茶川(吉岡秀隆)の恋の行方、芥川賞の獲得が肝。全体的なオレンジが郷愁と暖かさを誘う。といっても昭和30年代を私は知らないがなんとかく懐かしく感じられるから不思議。
前回は腐らせてしまったシュークリーム。いとこが持ってきたことで薬師丸と掘北にんまり。
豚肉とはいえ、すき焼きが出てくるあたり全体的に日本が豊かになった雰囲気を漂わせる。
もう大昔のことだけれども、私が小さいとき、たしかにランニング一丁の子供というのはいたものだ。もちろん鼻をたらした子供も。みんなが集まる商店街はすでになかったけれども三丁目の夕日は忠実に再現をしていたのではないかと思わせる。
なにより親の若い頃の写真とオシャレをした堀北真希の髪型がそっくりで服装もさることながら「髪型って時代を反映するよねっ」って私はここ10年以上髪型を変えていないが。
谷中などの活気のある商店街の姿が都市に一部残っているけれども、そこはすでに観光スポットになるほど田舎では商店街がなくなっている。あるのはシャッター通り商店街。
その昔は遠足のお菓子はわざわざあっちのスーパー、こっちの八百屋をはしごして買っていた。今ほどケーキ屋もなかったのでシュークリームもいくつかの場所でしか買えなかった。今より質は低かったと思うけど、きっと今よりうまかった。
そういう感動が薄れた社会になっているんじゃないかとこの映画を見るとしみじみと思う。
私の親も観賞したらしいが、その世代にはそのおいしさや感動がリアルに伝わるらしく、「もう見た?見た?」と言っていた。
社会の変化とともにモノゴトへの感動は薄れているように思う。しかし、この映画で感動ってそもそもすばらしいと再認識させる。
各所に笑いがあり、その時代がわからなくても懐かしさを感じる暖かい映画。知らないだけにそのダサさというのは感じずそれはそれで新鮮だ。
今回もほのぼのとしたオチで安心して観賞できた作品。![]()
















