aamall

2008年01月08日

お金は銀行に預けるな(書評・感想)

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)を読む。「金融?、リテラシー?」耳の痛い話。残念ながら簡単に「10倍アップ!」とはならないようだが。


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  • はじめに
  • 第1章 金融リテラシーの必要性
  • 第2章 金融商品別の視点
  • 第3章 実践
  • 第4章 金融を通じた社会責任の遂行
  • おわりに
  • 【参考文献】

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リテラシーとは、「それについて手前の頭で考え、手前で手を下せるようになること」なのである。なぜ月並みの知識しか書いていない本書に「ムギ畑プレミアム」が付くのか。それは著者が自分の頭で考え、自分の手を下して来たことを、自分の口で語っているからなのだ。

本書は金融、特に投資に関してやさしく解説した本。新書版で適度に短くまとめられた良書。中長期で考えた場合には銀行に預けてほっておく人は資本主義に反するとまで言う。本書を端的に示すのが

なぜなら、これまでの金融資産のあり方ー蓄財のために住宅ローンをローンで買う。若死にするリスクに対しては生命保険でカバーする。老後は公的年金でカバーするーといったモデルでは、もう自分を守りきれなくなるからです。P208

一時株上昇局面で多く出たデイ・トレーダーを賛美するわけでもなく、リスクヘッジとしてリスクをとる投資をすすめる。分散投資やドルコスト平均など一般的な内容ではあるけれども。

しかし、FXや株売買が全盛のなかでこれこそ重要な考えだろう。「一攫千金」を夢見るが、私をはじめとした素人がプロと同じ土俵で個別銘柄やその他ハイリスクな商品だけを買って十分なリターンが取れるとは思えない。それこそ、パソコンのスペックを最大限にして、身を削る思いで画面でも見ていなければ。それこそ博打を笑えない。やはり投資にはせめて購買力平価で考えた場合の大きな流れくらい勉強したいものだ。

土地や建物を買って値上がりする時代は終わっただろう。私自身金融リテラシーは低くないと思っていたがやはりまだまだ低いといわざる得ない。どこかで親の世代が経験したことがしみついていたに違いない。安易に雑誌やネットの情報に踊らされるでなく、地にあしをつけた金融リテラシーを身につけたいと思わせた本書。

「There is no such things as a free lunch」 (ただ飯なんてものはない)P66

覚えておこう。

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1. 効率が10倍アップする新・知的生産術(書評・感想)  [ blog50-1 ]   2008年01月08日 08:28
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法を読む。年初には自己啓発、勝間和代氏の本を読むべきだ。
2. 勝間和代のアナロジー(講演会抜粋)  [ blog50-1 ]   2009年02月22日 16:50
勝間和代さんの講演会に行ってきた。経済評論家としては異例といえる女性参加者の数に圧倒されつつ、1時間30分のあっという間の講演会。演題は「ビジネスで成功する!7つのフレームワーク力」勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ...

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