2008年03月03日
ジャンパー JUMPER (映画評・感想)
気の弱いライスは片思いの女性にガレッジセールで購入した置物を渡す。がジャイアンよろしくいじめっ子に取り上げられ、凍った湖の上へ、それを拾うため、極寒の湖にはまる・・・と思ったら図書館へテレポート。
「なんかすげえぜ!」
その能力は正義に使うでなく、まずは銀行へ。扉をすりぬけ現金の束を掴む。掴んでは部屋へ、掴んでは部屋へ。あっという間の億万長者。ロンドンで女性を口説き、部屋に女性を置いたままテレポートしてサーフィンへ。体を乾かすためエジプトへ。実に人間らしい欲望の塊。
そして、偶然出会った同じジャンパーと協力し、何千年も続くというジャンパーとパラディンとの戦いに巻き込まれていく。
とジャンパーを狩っているパラディンの説明も一切無し。そこいらは「ぶんっ ぶんっ」と世界各地を行き来するジャンパーを楽しむ映画。
最終的には片思いの彼女にあう等金だけで満たされるものではないってなヒューマンストーリーも含まれるが、正に成金として主人公の動きが見所。
ユウタイノヴァ 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)でも主人公が幽体離脱できるようになってまず女風呂へ行ったような気がするし、!ジャンパーになったら金庫へ!いかにも男らしい発想でその単純さは追随を許さない。とりあえず私もそんなことを考えるだろう。
通常この手は主人公は特殊能力に対する苦悩(Xメンとか)を持つもんだが、かったるいのは一切なし。(コロッセオ迷いなく立ち入りの)禁止区域に彼女を招きいれるし、強盗に入っても反省の色なし。
いかにもアメリカチックで「パラディンって何よ!」(聖騎士?)、根深い宗教的な対立とか匂わせる(お母さんが敵側)がまあほとんど説明はなかったし、その必要もなし。
アナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンだけにやはり、ワルが似合う。
そういえばXメンに登場するジャンパー「ナイトクロウラー」は「見える部分にしかテレポートできない」と言っていた。つまり見えない部分にテレポートすると壁のコンクリートの中に閉じ込められる危険があるからだ。
本作でも見た場所しか行けないらしく写真が壁に貼りまくってあったな。まあ連続テレポートできるみたいなので問題もなさそうだが。
あっという間の映画。ということで劇場へジャンプしよう。
「ブルゾン」と言われても今だに頭の中は「ジャンパーだ」とどうでもいいことが浮かんだ。昔はみんなジャンパーだった!

















