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2008年04月02日

<聞く力>を鍛える(書評・感想)

〈聞く力〉を鍛える (伊藤進著)を読む。好きなタイプ:頭のいい人の意味がわかった気がする。
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  • はじめに
  • 第吃堯(垢ことの重要性
  • 第1章 聞くことはこんなに重要だ
  • 第2章 今、「聞く力低下」の時代か
  • 第局堯.灰潺絅縫院璽轡腑鵑隆靄椶魏,気┐
  • 第3章 コミュニケーションは創造的に
  • 第4章 コミュニケーションは分け合い
  • 第敬堯(垢力とは
  • 第5章 誰でも聞く力を持って生まれてくるが
  • 第6章 聞くとはどのようなことか
  • 第7章 聞く力を形作るもの
  • 第8章 聞くスキルを高めるために
  • あとがき

聞き上手がモテることはわかっている。上司でも部下でも聞き上手は重宝される。世の中的には聞く力が低下し、みんながわかっている。

いわば「聞き」ブームである。アプローチは本によって異なるり、「聞くこと」真正面で取り組んだのが本書。

本書の肝は「聞くことは誰しもできる」ということに疑問を投げかける点で

そういえば「読む、書く、話す」については比較的学ぶ機会があるけれど、相手の言っていることを「聞く」ことについてはここ数年でやっとハウツー本が出る程度で体系的に学んでいる人はカウンセラーとかそれに類する人だけではないか。

中小企業診断士はコーチングがちらりと絡む以外ほとんどヒアリング技術を学ぶ機会はほとんどない。

その基本は以下の四段階からなる取り組みである。

  1. 認識とモチベーション 聞くことの重要性を認識し、聞く力を増強を増強しよう、聞くスキルを高めようとする強いモチベーションを持つ。
  2. 知識 聞くということはどういうことなのか、また聞く力、聞くスキル、とは何なのか、それらを増強・向上させるにはどうしたらよいかもついて知識を獲得する。
  3. 戦略 獲得した知識をもとに、聞く力の増強・聞くスキルの向上のためにはどうのようなことをするか戦略をたてる。
  4. 実践 戦略にもとづいて、日々生活のなかで実践しんがら練習と訓練を積み重ねる。P50

ネイティブにできる人もいるのだろうが、学校教育の含めたカリキュラムの中で軽んじられてきたことは事実だろう。

ふと頭をよぎるのが(特に女性が言う)好きなタイプ:頭がいい人。これは女性の話をよく聞き理解してくれる人のことを言うのではないうか?学歴も含まれているかもしれないがむしろ話を理解してくれる人、適切な応答をくれる人・・・という要望が強い。あなたが頭のいいと判断する人は雄弁なイメージだけではないかもしれない。

    本書が示す聞く力(ヂカラ)は数多い。

    1. 聴力
    2. 注意力
    3. 知識
    4. 理解力
    5. 記憶力
    6. 応答力
    7. 身体力エネルギー
    8. 忍耐力
    9. 感情統制力
    10. 時間的余裕
    11. 心理的余裕
    12. メタ認知力 「自分の認知活動を認知する機能」P168

    誰かに話を聞いて欲しい。誰でもいいってわけではない。こんな思いを持つ人は多いんじゃないかしら。鬱積は日本社会に溜まり続けている。

    日本語では「聞く」に集約されるが、「hear」「listen」のうち「listen」には1〜12の能力を鍛える必要がある。柳原可奈子が演じるアルバイト店員などはケータイをいじりながら見事に、「hear」だけを行なっている姿が描かれる。笑っているけれども、自分自身心ここにあらずで聞いていたことがないか?自問する。カラオケを他人が歌っているとき、自分の曲を探していないか?じつは自分の、現代社会の反映だからこそ笑える。

    ただ黙々と聞いているだけの人や右から左へ受け流すだけの人が好ましいか?そうではない。欲しいのは耳を傾ける「listen」と適度な「response」だ。「response」の例は本書で。

    聞くスキル向上のためのガイドラインは

    1. 責任を持つ
    2. 決断する
    3. 興味を持てる面を見つける
    4. 話し手や話し方ではなく、内容を優先する
    5. 評価を控える
    6. 熱くなりすぎない
    7. ポイントをつかむ
    8. エネルギーを注ぐ
    9. 注意を散漫させるものと戦う
    10. 聞く心を鍛える
    11. 心を開いておく

    複雑なことを要求されるし、スキルを身につけることはプレゼン力よりも、武器として認識されないからこそ強力に思える。

    思ったのは(詳しくは知らないけれど)告解室とか駆け込み寺とか宗教には巧みに「聞く」仕組みがあり、担ってきたように思う。ガイドラインもそういう雰囲気が漂い、宗教の作法の中に自然と含んできたのではないか?(よくわからない)。

    日本では匿名(増田とか2ちゃんとか)でしか聞いてくれる人・場所がなくなってきているのでのはないのではないか?と思う。

    企業や経営者のこんがらがった内容(コンフリクト)を整理するだけでもコンサルとして食えるし、できない人でも食っている。聞いた後の整理作法は、マインドマップやロジカルツリー、SWOT分析、フレームは開発され続けている。もっともうまく(コンフリクトを)聞きだすのが難しく、本書を読んで基本に立ち返りたいところ。

    まずは自分の聞いている姿を客観視する(ちょうど幽体離脱みたいな)メタ認知あたりからはじめたいものだ。話がうまくなるコツは自分の話している姿を見ることをからはじめるとも聞く。聞くも同じかも知れない。

    くだならないと思える話でも有用なことがあるかも知れない。よく聞かないとわからない。聞く力をつけ、「ニコニコして話を聞ける好々爺」になれたらいいと思う。いやモテたいだけか

    (。・ω・)ノ゙。


    〈聞く力〉を鍛える (講談社現代新書 1933)

    →聞く力をもうワンナップするためのスキル

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