2008年04月04日
新入社員は挨拶をしない!という話
雑居ビルではないので、すれ違う人はすべて社員だ。だからすれ違うときには「おはようございます」とか「お疲れ様です」というのが不文律になっている。
っで新入社員はすれ違っても挨拶をしないとお偉方は嘆く。しかしすれ違ったとき挨拶するというのは不文律でしかない。
いつの時代も新入社員はおどおどしているし、何年かたった社員よりも緊張感をもっている。まだ4月3日。
一方でお偉方は 挨拶は相手がするものだ と思っている。社内の常識を新入社員に押しつける。
新入社員の肩を持つつもりはない。いつの時代も未熟だし、「お疲れっす」と気軽に言われるのも癪だ。
ただ新入社員にとって部長だ、課長だは見分けがつかない。100%先輩であることは間違いなく、ただ、おずおずと通り過ぎる。
年長者から挨拶をして すれ違う人場合はこんな感じだよ!と行動で教えるべきではなかったかと思う。
知らないおじさんとは話さないこと・・・こんな教育をしている昨今だ。とはいえ、挨拶くらいは新入社員も知っている。自分のときはどうだったかしら?きっといきなりすれ違うオヤジに(朝だとおはようございますとか言っていただろうが)笑顔で挨拶できたか?記憶はない。
だから私は新入社員よりちょっと偉いけど日中なら「お疲れ様です」終わったようなら「お疲れ様でした」と挨拶する。
それを無視する新入社員がいればみたいものだ。みたら新入社員ではなく、採用した者を私は呼び出す。
ちょっとした処世術というかライフハックみたいなものは意外と教えない。当然とおもっているから教える前に怒って「親の教育」とかほざく。その親の世代はあなたたちではないか?
マニュアル化するべきものでもない。ただ、先輩が行動で教えてあげればよい。鏡の法則だったか。違うか。
会釈でもよい。ただ、ちょっとした先輩の行動が後輩の行動を左右する。先輩の記憶は都合よく書き換えられている。
私には年配の人が昔からさわやかな挨拶をしていたとは思えない。
散歩していてぜんぜん知らない人でも会釈をされれば会釈をする。そんなものだ。
この時期になると毎年そんなことを思う。
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この記事へのコメント
朝は元気に「おはようございます」だけれど、顔をあわせるたびに、挨拶するのもなんだかなぁ〜と思っていた。
会社の飲み会の席で、ぶっ倒れた僕は、先輩社員からそうとうやられたというかすかな記憶を頼りに、翌日から「お疲れ様です」というようになった…という、最初に入った会社の思い出。
飲み会で腹いせにつぶすようなマネしなくても、きちんと言えばいいのにさ。
クドクドと言う前にちゃんと(先輩から)コミュニケーションをとることが大事ですね。自分の未熟だった頃というのはすぐ忘れてしまうものなんです。
今日すれ違った新入社員は挨拶してくれたのでよかったです。
「昔はよかった」式の批判ってなんか頭にきますよねえ。
マリンゾウさんのおっしゃるとおり、昔がバラ色だったわけでも昔の人が偉人だらけだったわけでもないのに。都合よく書き換えられた記憶で文句言われるのはうんざりです。
あと、「世代」というざっくりとしたカテゴリーでしか人の評価ができない大雑把な思考にも。
うちの会社にも新入社員がやってきました。初々しくていいですね。ビシバシ鍛えねば。
新入社員に接する機会が少しありまりした。何年かは見ていますが、将来が楽しみな人もいたし、そうでもない人もいたしいろいろですね。昨年、今年は特に多いので頭角を出してきてくれるのが楽しみです。