aamall

2008年10月31日

株価と就職活動

就職活動におけるここ数年の買い手市場については終了したようである。

身近なところをとってみても、来年の採用数、再来年の採用予定数は激減するものと思われる。また、パート採用については今後原則しないとの方針を打ち出した。わけがわからない。

業容が拡大しないまま採用を増やし、業容が縮小しないのに採用を減らす。この点については経営者は反省せねばなるまい。



とりあえず就活の学生たちには「産業構造の変化」について基本的なレクチャーをしている。どのような業種がこの経済環境で生き延びることができるのか、予測することはそれほどむずかしくはない。金融はしばらく立ち直れないだろう。〜中略〜

第一次産業と医療介護関連と「貧困ビジネス」はこれから市場規模が急伸するだろう。

どこに就職したらいいんでしょう:内田樹の研究室

こういった指導はよろしくない。成長市場に就職をすすめ、衰退業種はやめときなさいとおっしゃる。

歩合給的色合いの企業であれば、「今」を見て就職するのはいい。「現在」の勝負が延々と続く。就職はもうちょっと長いスパンではないか?

つい最近まで外資系コンサルとか投資銀行とかは「内定マンセー」だったし、上記の引用はそれをまたなぞっているに過ぎない。

市場規模の拡大する業種は新陳代謝が活発であるから、採用も多いが退出も多いと考えて差し支えない。

採用を絞った業種があるとすれば、仮に今後も採用を絞るとすれば、絞られた最後の世代あたりは同世代が少ないことの恩恵に預かることができるかも知れない。

「どこに就職すればいいんでしょう?」

そんなことはわからない。株価を見ながらどの銘柄があがりますか?値崩れしない銘柄は?と言っているのと同義である。成長業種だから株価が上がるとは限らないし、衰退業種だから今後も株価が下がり続けるとは限らない。天井でつかんだ人が損をし、底値でつかんだ人が得をするだけである。

ただ、株価と違うところは自らが働きかけられる点にある。

多くの業種に触手を伸ばしても金はかからない(時間を金とに換算しないでね)。人数が少なくても採用予定の会社ならば担当者はそう無碍にするものでもない。

就職活動をする上で自分自身の指針を決める前に動けと言いたい。少なくても私は就職活動で「自分の無知」に気がついた。

いくらでも動けるけれど、日程は一定なのだからある時点で「どちらがいいか?」の選択を迫られる。その時に選べばいいと思う。

おそらく就職偏差値みたいなものも世の中にあるだろうけれど、原則として地図のない旅に出るようなものだ。どこがふさわしいかなどと行った事もないのに軽々と考えるものでもない。自分がふさわしいと思っても相手のあることだ。

「自己分析」は無駄だと言う気はない。ただマゴマゴしている間に時は過ぎる。大学生が新卒として採用されるエンドは決まっているけれど、スタートは自分で決めることができる。平等に扱われないけれども公平な勝負の始まりだ。

ジャンプするのに足元を見る必要はある。親掛かりという強力な踏み台があるに越したことはないし、学歴など足元を見ればキリがない。自己分析を重ねたところでたかが知れている。足元だけを見て言い訳しても誰も助けてはくれない。

半年後の株価がわからないように就職活動の結果もわからない。

ただできることはたくさんあって、間違いなく自身成長できる機会である。はやくスタートした人はその人なりの成長を遂げて最終的な段階にすすむことになる。

数多く経験を踏んだ学生はそれなりで挑むことができる。そうでない学生は10社までで「落ちてばっかりだ」と言う。

10断られて1受け入れられるとうれしい

飛び込み営業で気がつく31のこと

どうせ狭い見識なのだ。産業構造なんていいのである。

たくさんのエントリシートを書き、企業を訪問し、人に会い、指摘を受けつつ、自分を磨く。いろんな経験ができる数少ない機会ととらえられるか?

やらない後悔よりやった後悔。

友人が就職するとき潰れそうだった上場会社はいまだに存続している。意気揚々と外資に就職したマサヤはたぶん厳しい状態にあるだろう。博識でもわからないのが経済である。株価が読めれば仕事をする必要はあるまい。

たかだか半年のこと。脚を運べばイメージも変化する。切迫しなければ選択は難しい。2社択一の機会は都度やってくる。

望むらくは業界が採用する数を減らすのなら企業は少しでも多くの学生を確保することだ。逆にはれれば必ず芽を出す。

厳しい就職戦線を生き抜いた者には必ず恩恵がある。戦線離脱すれば勝利はありえない。

私自身、自分が向いているかはイマダニわからない。それはきっと人が決めてくれるだろう。

経験値は経験しないと貯まらない。本丸と思しき企業を受けるときには「自分を表現できる術」を身につけておいて欲しいと思う。

「今」に対する不満ではなく、「もっと動けたのではないか?」という自戒を込めて。

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この記事へのコメント

1. Posted by 丁稚   2008年11月12日 11:46
内田君は分かってないねえ。

>第一次産業と医療介護関連と「貧困ビジネス」はこれから市場規模が急伸するだろう。

伸びねえよ!伸びてたらわしらの世代の奴は

みんな農漁業だ。

そんな仕事、頼まれたってやりたくないのが

「若い奴」なのだ。なぜならボクたちには無限の

可能性があるから。

まあ、就職なんていつの時代もそう。「就社」

であり、拾ってもらったところにとりあえず

いくもんなんだ。そして気に入らなければ

3ヶ月で辞める。なぜならボクたちには無限の

可能性があるから。

そして派遣→ワーキングプアorニートor風俗。

で、逆切れて自省もせず社会のせいにして、

中にはトラックでナイフ片手に弱者限定無差別

殺人(誰でも良いならヤクザを刺してみろ!)

に及ぶ手前が死んだ方が良い奴も出てくる。

迷惑至極だ。
2. Posted by マリンゾウ   2008年11月13日 08:24
相変わらず社会に怒っているねえ。

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