aamall

2012年09月15日

5分間マネージャー

役職が同じなのに、異動したら直接の部下が10人、間接的な部下を含めればもう一クラス分なんてことが会社である。

もちろん、自分と部下の間にまた管理職がいるのだけれど、その管理職への指示は大方、「これをしろ、こうしろ、こうするな」であって、根っこのところを若い社員に伝えることができない。

部下たちみんなにこと細かく話している時間がない。

でも部下たちも「知りたい」欲求は強い。説明できる商品が欲しい。自信はない。

だからこそ、5分間だけ、「おーい、やるぞ」

説教ではない。会議や勉強会ってほどかたくない。私はタイマーをセットする。

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!
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若い社員2、3人を集める。

「わが社ではこんな商品を発売してるけど、説明してくれる?」

「大画面を映せるプロジェクターです」
「そうだね。プロジェクターって何?」
「テレビみたいなそうでないものです」
「テレビではないもの?それだけでお客様は買うだろうか?」
「いえ、買わないと思います」
「・・・・・・」

「プロジェクターは映画館を家に持ってきたような感じだね。テレビは画面の大きさが決まっているけれども、プロジェクターは距離を離せば大きく映るよね。画面には左右されないわけだ」

「でも遠くからスクリーンに光を当てて画面を映すと、光は拡散する」「まあ薄くなるわけだ」

「だから映画館は暗くしているわけだ」

「なるほど」

「これをね、ビジネスや家庭で使えるよう、光を濃くし、テレビより大きく映せるようにした映写機、これをプロジェクターという」

「テレビの大きなやつ買えばいいじゃないですか」

「それもそうだ。でもテレビのでかいやつは高いよね。それにでかすぎて移動がたいへんだ」
「移動できて、テレビよりでかい・・・まあこれを可能にする商品もでるだろうけど、今のところ画面のでかさではプロジェクターにはかなわない。光を強くして、スクリーンからの距離を離せばいくらでも大きくなる」

「大きく映したい、移動もしたい・・・・そんなお客様もいるんじゃない?」

「それはいるでしょう」

「そういうお客様を探すこと、この人の会社これがあるといいんじゃね?」と思うことが重要だ。たしかにテレビとは一長一短だけれども、こういう商品もありますよというのはお客様も興味を持つかも知れないね。そうでないかもしれなし」

「なにか疑問は?」

「なぜ映るんですか?」

「影絵の原理だね。後ろから強烈な光を当てれば影が映る。最初はそういうぼやっとした知識でいいんだ。」

「5分たった。今日はこれまで」

「次はいつ説明くれますか?」

「ん〜気が向いたとき。ただし、5分だけ。では今日は終わり」
お説教してる風でもなく、とはいえ、すごく勉強している雰囲気でもない。

1日5分間だけのマネージャー


blog49 at 00:01│Comments(1)TrackBack(0)clip!人事管理 

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この記事へのコメント

1. Posted by 丁稚   2012年10月03日 23:54
4 懐かしいな、1分間マネージャー。最近のハウトゥー本より面白くて丁寧だ。カツマーの本の20倍くらい内容あるし。

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