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2016年12月01日

高齢化部署での働き方を考える

雇用延長で会社に60代が跋扈するようになって数年。「ほかの会社ではどうしているのかなあ」と考えながら、当社の高齢化を実感している。

10年前
・60代なんて会社にいなかった。
・役職定年(50代で役職剥奪)はあったけれども、役職定年前の給料の7割程度は確保された。

現在
・全社員数の3%程度が60代。私がいる部署の30%が60代。残りは50代。私だけが40代。
・50代は役職定年前の6割程度の給料は確保される。
・60代は50代の5割程度。一般的な契約社員なみ。
・50歳で700万の年収であったなら、56歳で500万、60歳で250万のイメージ。
・役員に近いところまでいかないと年収の激減は避けられない。




まわりにいる60代の特徴

自分の仕事の範囲をはせまくて明確
事務職の仕事の範囲ははっきりしない。都度割り振ることも多いのだけれど、「それは俺の仕事じゃない」、「これは管理職のやるべきこと」新しいこと、考えるべきことはしない。させらるのは嫌いだが、首を突っ込むのは好き。

・他人の仕事の落ち度が最高のつまみ
他人の仕事の落ち度が見つかったとき「やったあっ」と声をあげた60代。
他人の落ち度で自分が上がることはないのだけれど、落ち度は元気の源泉。

・病気・年金・ヤフージャパン

病気・年金の話題はデフォルト。いい加減な医学知識を披露しつつ、みんなでトピックスを眺めているかのようにニュース記事を前ふりなくふってくる。話かけられた方は何を言っているのかさっぱりわからない。

・プライドは高いが、なりふりかまわない
「自身の車で行ったのでガソリン代(1000円弱)はくれるべきだ」と怒り狂って、「金が欲しくて言っているんじゃない!」とまた怒り狂う。

・責任のある仕事はしたがらない
責任がある仕事でミスをしたとしても、はく奪する役職も、減給する給与もないので、気にする必要はないと思うのであるが、責任があると見える仕事はしない。

・自慢話
昔話、仕事以外の話を始めるととまらない。


おじさんたちはどうしても自分が「一番えらかったときの役職」を基準に考えてしまう。
仕事のわりふりは自分が決め、話題は自分に合わせてくれることを期待する。
今までは「いつか昇進できるだろう」との期待から、上司の横暴に耐えてきたのだ。本来、横暴はしまいと思うところだが、昇進の期待がなくなった以上、横暴に振る舞いすこしばかりのプライドを維持するしかない。

同僚にあなどられることがないよう「自分の仕事は難しい仕事」とアピールしつつ、役員や上司の文句を言う。

「俺は日給○○千円なんだから」と、その日給で懸命に働く女性をかえりみることなく堂々と仕事をしない。
ちょっとでも仕事があると「忙しい、忙しい」とことさらアピールする。

支社においても使いにくいので、どうしても本社各部署に割り振られる。
私の部署は総本山。

「さすがです!、どうしましょう?やっぱり〇〇さんは頼りになる」と持ち上げればいいのだけれど、上記の塩梅では持ち上げるのは難しい。

第一私はそんな人間できてない。

この3年半の私。
異動になった当初は、仕事を教えてもらう立場なので、徹底的に黙って対応していた。「こいつは反抗しないやつだ」と調子にのられ、些細なミスでもあげつらわれたけれども、些細かどうかの判断がつかない間は耐えた。

2年目には、業務が一通りわかり、相手の性格も十分把握できたので、気持ちの上ではファイティングポーズ。くだらないことは無視した。その時々につけられた難癖を記録した。

その間ややこしい連中は退職を迎え、少しづつ、じじい連合は縮小した。

次に難癖をつけられた瞬間、「なんくせをつけられても、変える気はありません」と徹底抗戦。別室で平行線。相手からは「人事部で白黒つけようっ、あなた(私)の評価に傷つくぞっ」と恫喝された。

「何を白黒つけるのかはしらないが、人事部でもどこでもいきましょうっ」と階段をともにおりていくうちに相手のトーンがダウンした。人事部という言葉に「しゅんとなる」ことでも期待したのだろう。最後は相手が人事部へいきたがらなかった。

そうこうしているうちに相手の送別会になった。そこでも私に自分の説教していた。

内容は忘れたが最後まであきれた。

現在はほとんど部署に来たのが私より後の人。

最初に役割と仕事の範囲を明確にしている。あまりにもひどい発言には最初から(プライドには配慮しながら)注意している。

自分には権限がないけれども、50代後半、60代を雇用する時には下記に注意したい。

・同一の仕事を長くさせない
「その人がいないと困る」状態は必ず増長を生む。その業務を握りこみ、自分だけの仕様に変更する。みんながやりやすい仕事ではなく、自分がしやすい仕事にする。後を引き継ぐ人がたいへんなので、自分仕様にさせないこと。

・ローテーション
ローテーションは必然的に協力を必要とする。自分がやる可能性のある業務にはケチがつけにくい。上記の握りこみ防止。

・評価に目いっぱい差をつける
昇格・昇進がなくなった以上、金銭で評価する以外にない。金銭で人は動かないというが、評価を対価とする以外は方法はない。

・時短勤務や週休3日とかを普通にする
ホワイトカラーで考えることが嫌で、パソコンが苦手なんてことになるとやることは限らられる。一方で「有休は大義がないととれない」世代なのでなんとも暇そうで、とはいえ暇そうに見えるのを嫌がる。ワークシェアの側面が強いのだから、 時短や勤務日を減らしても問題はない。いや休んでくれ。給料はそのままで構わない企業なんてな多いはずだ。

何十年も貫いたスタイル、培った性格はなおしようがない。人生の先輩である。





変えるべきはシステムであり、変わるべきは上司である。実際の高齢者雇用は甘くない。



blog49 at 00:01│Comments(1)TrackBack(0)clip!人事管理 

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この記事へのコメント

1. Posted by 本が好き!運営担当   2017年02月08日 17:33
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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