2007年08月04日
なぜあの人はモテるのか?(書評・感想)
- はじめに
- 第1章 モテる人とモテない人はどう違うの?愛の科学
・ヒトは自分と違う匂いをもとめる
・お笑い芸人はなぜ女性にモテるのか
・背の高い男は速攻デートができる
- 第2章 女性だってエロいのが好き?男と女、オトナの科学
- 第3章 いつも人にだまされるのはなぜ?感情の科学
- 第4章 薬指が短い人は車庫入れが苦手なの?人体の不思議
- 第5章 究極のダイエット法ってあるの?健康の科学
- 第6章 なぜはじめての場所なのに覚えているの?記憶の科学
- 第7章 なぜ危険を察知できるの?人間の神秘の能力
- 第8章 人生相談 科学でポン!
これらの研究のなかには、まだ広く学会で認められていないものもあります。ちょっとトンデモという研究もあえていくつか入れてありますのでご了承ください。P12
目次を見てもわかる通り、後半はややモテとずれる。そしてモテを標榜してきた金融日記も更新がとまっている。モテをめざす男女はこの本に手が伸びるのは仕方がないことだ。
で研究結果 例えば
また、女性の方も男性に対するメッセージを匂いで伝えているようだ。「私といいことするんだったら、今よ」
プラハにあるチャールズ大学のヤン・ハブリチェック博士は〜中略〜
結果的に男性がもっともマイルドで魅力的な匂いとして選んだのは排卵期にあったときの匂いであるという。
まあ、あえて著者に突っ込むと「匂い」→臭(くさ)いなのだ。いい→香りだよ。
はさておき、匂い、香りのみならず、ある種の空気感、または臭(実際の匂いではなく見た目の匂いとでもいっておくか)というのはモテにとって必須条件。勢い、30メートルくらい離れた後ろ姿でも 自分な好きな臭というのは見分けられるものだ。それはフェロモンという人もいるが、あなた自身経験があるはず。あった瞬間の「臭」によるありやなしや。しかし、それをありにするのもなしにするにも瞬間の決定が覆るには時間がかかる。それこそ 匂いがわかるまで近づかないとわからない。
そして、この本では書かれていない空気感こそ、鍛えるべきところなのだ。イケメンなど与えられたものだけでなく、魅力的な空気。これこそ本ブログのテーマと一つとなっている。
でっ、本書において紹介されている実験は相当トンデモも含まれている。しかし、脳科学がすすんだといっても人間は喜怒哀楽があり、かるLOVEは相当高度な感情であるから、トンデモ研究ときって捨てることはできない。もしかしたら、その研究の中にモテのヒントが隠されているかも知れない。こうもう本能的に遺伝子が生き残りやすいように相手を選ぶという竹内チックな考えだけではもう説明しようがない。
わざわざ韓流LOVEな人、白人リスペクトな人、ロリ、きょぬー、などなど、時代によってモテの対象は変わるし、それは情報とともに揺れ動くもの。
ただ、間違いないのは 異性臭のしない人はモテない。。。ここいらあたりにおいらは狙いをつけている。不思議と異性臭のする(女の影、男の匂い)人に人はひかれるようなのだ・
叶姉妹の「メンズを何人も並べて・・・」にはひく。また「モテてよ〜」の切り捨て自慢にもひく。そんなことを言わなくても異性臭があればあるほど(きっとあるんだろうなと思うが確証が得られない状態)モテるという事実。
だから少々ムリにでも異性臭をつけておかねばならないという提案。おっさんでも、娘っこでも異性臭(決してやれとかでなくて)をつけて(飯を食うなど)おかなければそれは急速に収束するのではないかとの仮説だ。
そしてこれが空気感の作り方ではないかと思うのだ。いや書評とズレてもいいのだ。ヒントがあるかは手にとっていただきたい。
ウェブ上ですらそこいらあたりの空気感というのも出るみたい。。。覚えはないかい?

