2007年08月20日
時間はどこで生まれるのか(書評・感想)
目次
第1章 なぜ今、時間論なのか
第2章 相対論的時間と時間性
第3章 量子論における時間の非実在性
第4章 時間を逆行する反粒子
第5章 マクロの世界を支配するエントロピーの法則
第6章 主観的時間の創造
第7章 時間の創造は宇宙の創造である
私たちは時間には無力で※それをコントロールすることは今のところできない。のび太の机は今のところ開発されていないし、時間そのものを理解することもできない。 絶望する人はその運命が決まったがようにペシミストになり、調子にのった人はオプティミストとして人生を謳歌する。 果たして時間はそれほど決定的なものか。 物事を刻むことができない単位:ミクロ(極微)の世界では色、形、温度もそして時間もまったくない。これが量子力学が明らかにした世界観ではそうなのだ。 ミクロ系でエネルギーを測定すればその位置が、位置を測定すればそのエネルギーが無限大にいい加減(つまり測定できないこと)になる。 となると・・・お金持ちになった未来を測定できても 「いつなるか?」まではわからない(死んだあとかも)。またいつなるかはわかっても(どれくらいの)お金持ちかどうかはわからないといい加減な比喩を用いてみた。 つまり片方はわかっても片方はわからないのだ。 コイントスで投げられた10円玉は裏か表かさも決まっているように思うけれども量子力学ではそれは確率的にしか捉えることはできないというのが事実らしい。→シュレーディンガーの猫 つまり絶対的未来もそして経験してきた過去もかなりいい加減で確定的ではないことを示す。 ではその時間はどこで生まれるのか?本書ではあなたの中で生まれていると主張する。あなたはあなただけではなく、あなたを取り囲むすべて(これをマクロ系)の秩序の中で生まれている。 マグマで秩序もない混乱の状態のときには時間なんてどうでもとよかった。しかし生物が生まれ一定の秩序(生物こそが秩序)が生まれたとき、時間も同様に生まれたのではないか?秩序そのものが時間ではないか?エントロピーとかそうことなんじゃないか? とかテキトーな時間論になってしまったが・・・時間はあなたという秩序の中に生まれているのかも知れないという本書。なんのことかわからない人は手にとって。専門用語をすっとばしてもまあすっと読める本書。 悲観的にも楽観的にもなる必要はない。ただあなたの中に時間が生まれている。 愛が生まれた日、そのときに まとまりがないのでこのへんで。
永遠ははじま〜るの



