aamall

2007年11月26日

汗をかかずにトップを奪え!(書評・感想)

汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾を読む。汗をかかない・・・これこそ自己啓発本。






404 Blog Not Found:仕事なんてしょせんヒマつぶしだ - 書評 - 汗をかかずにトップを奪え!


目次
STEP1 格差の本質を見抜け!! ダマされている自分に気づけ!! バカな若者が搾取される格差社会 転職か独立か、それとも「第三の道」か
STEP2 仕事とは「大いなるヒマつぶし」だ!! 仕事の正体を見極めろ! リセット願望を捨てろ!
STEP3 人脈を築いて「そのとき」に備えろ! 会社の看板をしゃぶりつくせ! 「タテ・ヨコ・ナナメ」の人間関係を築け! 自分を「発信」することを考えろ! 「聞く技術」でトップの心を掴め!
STEP4 仕事は五分で片づけろ!! ONとOFFを切り替えるな! 桜木流ハイブリッド仕事術を学べ! 会議よりも「円陣」を組め! スケジュールは立てるな! STEP5 指名される社員になれ!! 「指名」こそが最高の評価だ! これが指名される技術だ! 「使われる側」から「選ぶ側」に回れ!
エピローグ 仕事力とは、生きる力だ!
なにしろ口調が単刀直入なので、読み始めはムッとするかも知れない。まさにドラゴン桜メソッドだ。

自己啓発系の本と言うのはこうでなくてはいかんと思う本。
のっけから かます。三田紀房流弁護士桜木が

「「皆さんの望みはズバリ デキるやつになりたい!」
〜中略〜「できるやつはこんなビジネス塾には来ない!」
「ビジネス成功法や人生の指南書など一切読まない!」

である・・・「ゲッ・・・・」
まあある面その通りであるし、「1日30分」にしたって一日30分を継続できないことを無意識に受け入れつつ読んでいる人がほとんどだと思う。

ただ、そのことを言い切ってしまう本書に価値を感じてしまう。
特に私が気に入ったのは

「新しい自分」なんてどこにもいない!
その「それなりの環境」ってのは具体的にどういう環境なんだ。どんな条件が揃えば、真の実力とやらが発揮できるんだ。
転職や独立が自分を変える「きっかけ」になることはあっても、決して自分を変える「条件」にはならない。

会社に不満たらたらでいたりする者を見たり、勢いで転職した者と久しぶりにあったりでその悲喜こもごもを見るにつけ・・・「あ〜やはりその自分の延長上にしか自分はない」と思う。

つまり、変えても変えなくてもそこには常に連続性を帯びており、何かを変えたから自分が変わることはほとんどないということ。

まあちょうど、会社にいながら何年を学ぶ機会を与えられた友人なんかもいたりして「あ〜つくづく組織というのはしゃぶりつくすものだな」とか思っていたところへ本書が到着したので、実感を持ってアグリーする。

私が自己啓発系の本を読むときの基準は・・・いかに努力するやり方を教えてくれるか?よりもいかに横着できるか?を教えてくれる本。

その意味でトップを奪う方法まではなかったものの、汗をかかずに・・・のスキルにすごく好感が持てた。

「聞く技術」でトップを奪え!あたりも多いに賛同した。

一昨日友人と話していたのは・・・反対意見の言い方

「たしかにあなたのおっしゃることはこの部分はこういう意図なんですね!たしかにその理屈は十分理解できます。その上でこういう考え方はどうなんでしょう?」

「そうそうそれが言いたかった。キミの意見にも一理あるね。」

きちんと上司、同僚の意見を受けて噛み砕いた理解を返し、さらに反論をできるものが少ない。この部分で同意をして反対する技術も本書で説明されている。

そういう部分で上に自分の意見が通るとき、ある程度組織にいる快感を感じられる。そういうことが書いてある。

「仕事はなぜするのか?」「所詮暇つぶしだ」

暇つぶしだと捕らえれば今の仕事も楽になるかも。暇つぶしだからこそどう潰すか?


何度も繰り返したように、俺はキャリア・ステップについて転職や独立がすべてではないと思っている。P196


今のあなたの現状を認識するのにベストな一冊だ。

さあ、私も自分の現状の棚卸でもしようかしら。・・・「ブログなんて書くな!」って書いてあったな。

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1.  技術講座専門のJTEX  [ 自己啓発で能力開発 ]   2007年11月27日 20:06
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