aamall

2011年02月22日

今年こそ昇進・昇格試験に受かる結末

昇格・昇進試験が終わった。

今後の昇格・昇進に試験はない。

今年は本命視されていた。受かることは受かった。

ここ数年の傾向として
  • 管理職としての年数の長い者
  • 長いものの中でも年齢が若すぎない者
が合格者であった。そのため、上は満たすが下を満たさない状態が続いた。それ以上に(敵が多い方ではないが)特定の人物がなんらか阻止していたことは間違いない。何年も勤務していると嫌われることがある。

通知を受ける前に、何人かから耳打ちを受けていた。ゆえに通知を受けたことに驚きはなかった。やっと済んだ。

しかし、意外なことが起こりびっくりした。

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昇進試験一次で半分が落ちた。

人数的には例年通りであったが、年長者がばっさり落とされており、年齢序列はやめていく意思が感じられた。
二次を終え、なんとなく本命っぽい人はもるし、一方今年はまだかなあと言う人物もいる。
驚きは、当初予定されていた(と偉い人に聞いた)人数よりも倍以上を中級管理職に昇進させたことだ。

「あいつはダメだ」という人物は含まれていないものの、当初の定数を聞いていただけにびっくりした。

もちろん、大量に辞めるとか、組織が拡大しているとか、偉い人たちの横槍が大量に入ったとか、そういうのでもなさそうだ。

社内政治というは偉い人と関わりを多く持っているものが強い。本社に長くいる者が優位なのはそういう理由による。

また、支社にいる時代に偉くなる人と過ごしてきたことが重要だ。「仕事ができる」と実感できた人と、「やつはできるらしい」と聞いている人には雲泥の差がある。

仕事ができなくても「愚直で愛いやつじゃ」なんてのもある。

さて、今年の驚きは 社内政治でも 愛いやつでもない 人たちが昇進したことだ。いや全部はわかんないけど。


なぜそんなに昇進者を作ったのか?

  1. 会社が合併を控えており、多くの管理職を作りのちの展開を有利にする。当社では考えにくい。
  2. 会社が飛躍的に発展する。これも考えにくい。
  3. 上の数を合わせるため、下も合わせて多くなった。
  4. ある層が団子状態で比較しにくかった。
当社はどうも3.と4.の組み合わせらしく、これはサラリーマン経営者が起こすよくあることらしい。

友人と話していて「人事は政治」との結論に至る。

つまり、民主党の候補者など知らず、比例代表とかでごっそりなっちゃう。年功のときはそれに合わせ、年功を否定してもそれに合わせ滑り込む人がいる。

下の団子は比べにくい。経営者層は管理職登用でも数人しか知らない。面接では模範的な答え、学歴も似てる。成績だって似たようなものだ。

ならしとけばいいんじゃね?

落ちた人は何かを恨むことなかれ。

運だ。

ただ、運をものにできるだけの準備・・・それは仕事だったり、人間関係だったり、試験だったり・・・だけは怠り無きよう。

そんなことじゃあ・・・と思うけれども、人の評価は難しいし、人は無能になるまで昇進する。

そんなことを思い出した。

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blog49 at 00:01│Comments(0)clip!昇進 昇格 

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